意味・定義・単位の解説

【紫外線の種類・季節変化】

紫外線の種類(UVA・UVB・UVC)の特徴、地域ごとの紫外線量の違い、紫外線量の季節変化・日内変化の傾向について入門者向きにわかりやすく解説しております。

◆紫外線の種類・季節変化の解説(もくじ)

◆紫外線の種類UVA・UVB・UVCの特徴とは?

【紫外線は3種類に分類される】

 太陽から照射されている紫外線にはどのような特徴があるのでしょうか?

 また紫外線にはどのような種類の紫外線があるのでしょうか?

 紫外線は実はA・B・Cと3つのタイプに分類される「紫外線波長」があります。

 これらの3種類の紫外線の分類は紫外線が持つ波長の長さによって分類されておりそれぞれ「UVA」「UVB」「UVC」として区分けされております。

 尚、波長の長さが最も長いのは「UVA」となっております。

 実際に太陽から地球に届いている紫外線は「UVA」と「UVB」の2種類の紫外線のみです。

 そして、この2種類の紫外線は人体に悪影響をもたらす可能性をもつ紫外線である事を把握しておく必要があります。

紫外線(UV)の種類(図)

◆紫外線対策ではUVAとUVB2種類の対策が重要

 3種類の紫外線の中でもUVCに関しては紫外線の波長が短いことから地球上に到達することはありません。

 と言っても紫外線が到達しているかどうかについて目視で紫外線の光、波長を確認することはもちろんできません。

 尚、地球上で生活を行う私たちにとって紫外線の対策を行う場合はUVAとUVBの2種類の紫外線対策を行っていく事が大切になってくることが解ります。

 紫外線対策では、この長い波長を持つ2種類の紫外線をしっかりシャットアウトすることが紫外線対策の基本です。

 紫外線対策として開発される製品の多くは、紫外線照射器を使用し、実際にUVA・UVBを照射しながらどの程度紫外線をカットできるのか?について検証と開発を重ねているという訳です。

 UVカット率99%という表記を見かけたことがある方も多いかと思いますが、これらの表記は紫外線照射器によってUVA波・UVB波の照射を行った検査結果に基づく表記なのです。

◆過度の紫外線は皮膚の老化を促進するって本当?

 UVAとUVBは地表にまで届く長い波長を保持する紫外線です。

 この紫外線を長時間受け続けると皮膚は通常よりも早く老化が進行する特性をもつことが確認されつつあります。

 誰にとっても皮膚の老化が早く進んでしまうことは決して望ましい状態であるとは言えません。

 アンチエイジング市場が大きな賑わいを見せる中、太陽光を受けるだけで皮膚の老化を招く可能性があるという事はやはり大きな問題です。

※過度の紫外線の照射は皮膚の老化を促進する

 肌や皮膚の老化は、男性よりも女性の方が老化に対する意識が高いと言われております。

 その為、女性が日常的に使用する化粧品などの多くはUVカットと記載されている化粧品が多く販売されております。

 尚、この2種類の紫外線は目の老化にも関与しており、紫外線から目を守る為の「サングラス」「コンタクトレンズ」などの製品も開発されはじめ多くの製品が市場で販売されるようになっております。

◆紫外線の季節変化を地域別に確認する

 今日は家族でピクニック。今日は子供の野球の試合で1日中外で応援。

 このような時には紫外線の情報が気になるものです。

 当日の紫外線情報の速報をチェックするには気象庁のホームページが最も情報が早く、地域別の紫外線情報が掲載されるのでお勧めです。

 紫外線の太陽光線の光量は地域によって大きく変化します。

 北海道と沖縄の紫外線量で比較すると実に2倍程度の違いがあるのはご存知でしょうか?

 また紫外線の量は地域だけではなく1年を通じての季節変化もあり、また1日を通じての時間変化もあります。

 「今日の紫外線量はどの程度かな?」

 このように1日の紫外線量や季節変化をチェックしたい場合に有効に活用したいのが気象庁が発表している地域別の紫外線情報サイトです。

◆当日の紫外線予想量をチェックしよう

 気象庁のサイトでは紫外線量の情報を毎正時ごとに地域別で提供しております。⇒気象庁の紫外線情報の公式ホームページはこちら

 見方はとても簡単で自分が住んでいる地図上の地域の上にマウスをのせてクリックするだけです。

紫外線情報(気象庁)

 地図をクリックすると拡大図が表示されるので、拡大図の都道府県の上にある黒丸印をクリックすると当日の紫外線量が表示されます。

 尚、気象庁の紫外線情報は、「弱い」「中程度」「強い」「非常に強い」「極端に強い」に分類されております。

紫外線地域別情報(気象庁)

 当日の紫外線の予想量が「非常に強い」をもし超えることが予想される時間帯は直射日光を浴びるのは回避したほうが良いでしょう。

 家族でピクニックなどに外出する場合は、紫外線量のチェックをし、紫外線が極端に強い日中は子供のUVケア対策もしっかり行ってあげるようにしたいもの。

 尚、紫外線の情報としては環境省の紫外線環境保険マニュアルも非常にわかりやすく解説されているので一度チェックされてみると良いかもしれません。

◆定期的なチェックで紫外線の傾向を掴む

 気象庁の紫外線情報を定期的にチェックしていくと紫外線量の明らかな季節変化を確認することができるようになります。

 冬場であってもやはり南国地域の紫外線量は平均して高く、9月以降は北海道エリアの紫外線は顕著に低くなる傾向が見られます。

 紫外線による肌トラブル対策を検討している方は、まず自分の住んでいる地域の紫外線量がどの程度あるのかをチェックしておくことが重要と言えるかもしれません。

◆真夏の日中の紫外線量

 紫外線は時間帯によっても光量が変化することが確認されております。

 最も紫外線量が高くなる時期は日本の場合は真夏の7月〜8月の2ヶ月間の期間です。

 この真夏の紫外線量は冬場の4倍以上となることも確認されている為、UVケア対策を行う場合は、真夏にあたる7月〜8月の期間は特に慎重にUVケア対策を行う必要があります。

※真夏の紫外線量は真冬の4倍程度まで高くなる

 尚、時間帯としては10時から急激に紫外線量が向上し、3時過ぎになると紫外線量は急激に低下する傾向があります。

紫外線量の季節変化・日内変化(図)

 このことからも真夏の10時から3時までの時間帯に外出や車の運転を行う場合は、特に紫外線対策をしっかり行う必要があることが解ります。